去る2011年3月20日に行われたチャリティバザー。
当日は多くのカンボジア人が訪れ、1日で、1万2千ドル以上もの寄付金が集まりました。
バザーの品物を買ってくれる人、寄付だけの人、通訳としてや販売等、お手伝いをしてくれる人。
多くのカンボジア人が来場してくれました。
そして多くの人に
「何か日本の為にしたいと考えていた」
そう言われました。
日本はこれまで、莫大な人と資金を援助として、多くの国に費やしてきました。
それはここカンボジアでも行われており、またその事は広く国民に認知されています。
今回の震災はこちらでも大きく報道され、
街を歩けば
「日本は大丈夫か」
「家族は無事か」
と心配してくれます。
中でもROYAL CROWN HOTELのGMであるピリットさんが、日本の事をお母さんと呼んでいたのが印象的でした。
それは次の発言が元になっているのではないかと思います。
~十二月八日~
日本のおかげで アジア諸国はみな独立した
日本と言うお母さんは 難産して母胎をそこねたが
生まれた子供たちはすくすくと育っている
今日東南アジア諸国民が 米英と対等に話ができるのは
一体誰のおかげであるか
それは身を殺して仁を為した日本と言うお母さんが
あったためである
十二月八日は我々に
この重大な思想を示してくれたお母さんが
一身を賭して重大な決心をされた日である
我々は、この日を忘れてはならない
現在、世界中から祈りの声が日本へ届けられています。
ここカンボジアからもその声と思いは発信されています。
そうした思いが届き、それが支えとなり、一日も早く復興することを願っています。