カンボジアの主産業は農業である。
特に稲作が盛んで30種以上の米が栽培されている。
最近ではJICAなどの協力で日本米の生産も始まっているらしい。
カンボジアは米を主食とする為に様々な米の使い方がある。
クイティウ(米の麺)もその一つだ。
そして昨日、サンボー・プレイ・クックからの帰り道、国道六号線沿いでまた一つ見つけた。
二人の女性が臼のようなものを棒で突いている。
中には米が入っていた。
籾殻が付いたままの米を臼に入れて上から突く。
米は採れたてで通常より多くの水分を含んでいるので、粉々にはならずに平たく潰れる。
ザルでふるいにかけ、籾と米を別けて、フライパンで軽く炒ったら出来上がり。
「オンボック」というらしい。
本来はお月見の時の供え物だったそうだ。
食べて見ると、一粒一粒がしっかりしていて、米が持つ本来の甘みが感じられる。
少し塩を加えると、おやつとして悪くない。
元々が米なので、塩だけでなく、醤油やカレー味など、色んなバリエーションが出来るのではないだろうか。
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