バンテアイ・プレイ遺跡を後にした私達は、そのまま大回りコースへ戻ろうとした。
しかしここで、またしても我々の過剰な好奇心が囁きかける。
「普通の道でいいのかい?」と。
答えは勿論
否。
アスファルトを尻目に赤土の道へと進んだ。
雨の多くない今だからこそ、自転車でも行ける道。
こういった田舎道には冒険心をくすぐる物がある。
快適に進んできたが、2Kmも行かないうちに、分かれ道へと辿り着いた。
ここでしばし皆で相談。
検討した結果、引き返す事にした。
そうそう何回も馬鹿な真似はしてられない。
結局、大回りコースへと引き返し、次の遺跡を目指した。
つづく
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