12月4日
アンコールワット国際ハーフマラソンの前日。
Angkor Wat Bike Races(アンコール・ワット バイク レース)が開催された。
今回で5回目となるこのレース。
毎年多くの外国人が参加をしている。
そこに先日参加をしてきた。
早朝5時
街灯も無いアンコールワット前は真っ暗。
西参道前に建てられた本部テントでは、多くの蝋燭が揺れていた。
参加者は400名を超えており、早朝にも関わらず、辺りは熱気に包まれていた。
カテゴリーは
100km
30km
17km
の3つに別れている。私がエントリーしたのは30km。
それぞれ100人以上の参加者がいたそうだ。
そして朝6時を少し回った頃、全員が同時にスタートした。
30km。
といっても自転車であれば、走るのは1時間程度。
走り足りないと思いながらも、あっという間にゴールしてしまった。
その後は100kmにエントリーした友人の応援。
これが以外に楽しい。
そこでは
女性が走っていたり
子供連れだったり
ママチャリだったり
シクロだったり
カップルで手を繋いででゴールしたり
電光表示の時計の電源が抜けてタイムが判らなくなったり
事故の選手がバイクで帰ってきたり
と皆、自由に楽しんでいた。
それでもトップグループは真剣勝負だったようで。
ゴールシーンは感動的だった。
その後ゴールする選手にもスタッフや、他の選手が声を掛けている姿も胸を打つものがあった。
トラブルもあったし、参加費も高いし、などと思うところもあったけど。
ルールを守って、真面目に遊ぶから楽しめると言う意思の統一がなされていた。
走っている時、自転車レースでは、先頭がコロコロと変わるのだけど、その際、誰が先頭に立ってもちゃんとハンドサインが前から回って来た。
右に障害物があるとか、バイクが来るとか、人がいるとか。
それを送ってくるのは、シンガポール人だったり、ベルギー人だったり、カンボジア人だったりでも同じだった。
また、私の自転車のチェーンが外れた時、一緒に走ってた選手が声を掛けてくれた。
「追いついて来いよ」って。
これがロードレースなんだなと。
皆さんも一度はレースに参加される事をお勧めします。
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