今春の地球の歩き方・海外ボランティアツアーも、あと1本を残すのみとなりました。
気がつけば、年が明けてから、あっという間にカンボジア正月の時期となっていました。
今春もツアーの中で、多くの出会いがありました。
参加者、訪れた学校の教師、生徒、村人。
どのツアーもとても印象深く、一段落した今、しみじみと反芻していました。
いつもツアー中は、写真がほとんど撮れず、ここで紹介しようにも中々出来なかったのですが、3月の体育を教える活動での写真が携帯に入っていたので、紹介します。
このツアーでは、天気が良ければ子供たちと一緒に村散策に行くのですが、そのときの1コマ。
この竹筒を持ったおじさんの自宅を見せて貰いに行ったのですが・・・。
この後おじさん、家には入らず、木に登って行きました。
高さ7m近く。
椰子の木に登り、椰子の樹液を、参加者の為に取ってきてくれました。
この、椰子の樹液はそのまま飲んだり、発酵させて酒を作ったり、煮詰めて砂糖を作ったりと、村の生活には欠かせないもの。
そして、この村はとても貧しく、学校の屋根は風で吹き飛んで、無くなってるし、先生達も破れた服を着てる。
この村に外国人が入って来たのも10年ぶりとの事。
そんな村なので、何もおもてなしが出来ない。
せめて・・・。
と木に登ってくれました。
遺跡だけでない、カンボジアの魅力。
是非、今夏、味わいに来てください。
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