先日、弊社の人気ツアーの一つ
「伝統舞踊を学ぶ子供達を訪ねて」のツアーに同行した。
このツアーの魅力は子供達との交流の時間が長い事。
参加者は交流期間中、子供達と一緒にカンボジアの伝統舞踊「ココナッツ・ダンス」を学んで貰うのだけど、踊りをする時の真剣な表情には、皆一様に驚く。
交流の合間には、日本の様々な遊びを教えたり、一緒に食事をしたり、昼寝をする。
カンボジアの子供に手を掛けられての昼寝。
そうそうできる体験ではないだろう。
ガイドの
シーちゃんもすっかり仲良くなっていた。
更に日本の盆踊りを一緒に踊る為に、参加者に持って来て頂いた浴衣を子供達に着せる。
普段綺麗な洋服など持っていない。
浴衣を着る機会など、一生なかったかも知れない。
ここで踊りを学んでいる子供の多くは、両親を地雷で失くしたか、又はとても貧しい家庭の子供達ばかり。
浴衣を着て喜んでいる姿を見て、こちらの胸が熱くなった。
浴衣はやはり夏の着物である事を実感した。
日焼けした肌に良く似合う。
踊りの時の真剣な表情。
遊びの時の無邪気な笑顔。
芸術を学んでいるからか、感情豊かな表情は、その一つ一つが人の心へと響く。
彼らが舞台に立つ日が楽しみだ。
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