地球の歩き方に募集して頂いてる「スナーダイクマエ孤児院を訪ねる」ツアー。
先日このツアーが来た際はあの大雨の後だった事もあり、通常院内で行う交流が出来なかった。その為、今回は特別に「伝統舞踊を学ぶ子供達を訪ねて」のツアーで使う練習場をお借りして交流を行う事になっていた。
いつも院内でしか会う事のなかった子供達と外で会うのは不思議な感じだ。
院内は大雨の被害が酷いらしく、子供達を心配していたのだが、元気そうな姿に安心した。
昼食として一緒にカレーを作ったが、やはりここの子供達は手際がいい。
そして自分で作った料理を皆と一緒に大自然の中で食べる。
不味い筈がない。
食後はその場で昼寝。
ハンモックやゴザの上、皆思い思いの場所で寝ていた。
しかし、しばらくすると休憩を終えたサイハー君が投網をしたいと言い出した。続けて彼は言う。「小さい時、親にねだったがお金がない家だったので買えず、代わりに釣り針を10本買ってもらった、その時から網は憧れだった。」過去を、明るく話す彼が好きだ。
土地の持ち主の網をお借りし、裏手にある川と繋がる田んぼへと出かけた。
手前の方には仕掛けがしてあった。魚はいるようだ。
雨が心配だったが、寝てた子達も興味津々でついて来てしまった。
楽しそうに投げるサイハー君。
意外にもとても上手に投げていた。
が、なかなか魚は獲れない。
場所を変えようと上流の方へ行ってみる。
木製の橋が架かる場所まで来た。
この辺りは地元の人もよく漁をやっている。
段々と天気も良くなり、これから、というところで時間が来た。仕事だ。
私は子供達と参加者を残し、別の仕事場へと向かった。
後ろ髪を引かれる思いで・・・。
今回は特別な事だったのだが、自然の中で元気に遊んでいる子供達を見て、良い仕事をさせて貰っている、という充実感に満たされた。
スナーダイクマエ孤児院の一刻も早い復旧を願っております。
そういえばその後、魚は獲れたのだろうか?
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