日本では一時期BSE、通称・狂牛病が流行したせいで、外国産の牛を食べる事が出来ない時期があった。
その後もその影響は続き、ホルモンや牛タンといった内臓系の部位は国産のものを使用するしかなく、一部オーストラリア等から輸入しているものの、未だ高値の状態だという。
ここカンボジアではそういった問題はないので、店さえ選べば、比較的程度の良い牛の部位を食べる事が出来る。
「ミー・スープ・サイッコー」
ミーは麺。特にインスタントの麺だ。
スープはそのままの意。
サイッコーは牛肉の事。
差し出されたらまず、タック・シアンと呼ばれる、水っぽい納豆のような、大豆を発酵させた物(写真左上)を溶かしいれる。
そして、クロチマー(ライム)を絞って、口の中にかき込めば至福の瞬間が訪れる。
スープは牛骨で出汁を取ってある。
揚げたニンニクの香りとネギの味が堪らない。
具は牛のスネ肉だ。
日本ではカレーやシチューによく使われている等、炭水化物との相性は抜群だ。
とても柔らかく、良く煮込まれている。ゼラチン質の部分をしゃぶりながら、麺を食す。
また一緒に煮込んであるニンジンやすり身も良いアクセントになっていて、食べ終わるまで飽きさせない。
これで今日現在で一杯5000R(約$1.25)だというのだから言う事なしだ。
朝食やお酒を飲んだ後にいかが?
※料金はお店や時期によって変動します。
※仕入れも状況によっては無い場合もございます。
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